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あかんたれからのお祝いの言葉

花團治師匠、ぜひともえらい落語家にならんといて下さい… 師匠は、あかんたれです。あかんたれであるからこそ、愛されている。この名跡は、そのような周囲の愛情が具現化したものである、と僕は感じています。師匠にはぜひとも、克己な […]

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桂花團治師匠 おめでとうございます

蝶六さん──と、気安く酒を呑みふざけていた昨日までと違うのかと思うと、ちょっとさびしい気持ちになります。 私は競馬実況アナウンサーとして60年間8万8千レースを喋ってきましたが、聞いてくれる相手は常に背中。その点、落語家 […]

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蝶六さんの教え

「左右の拳に視線を移動させるのが基本」─両腕を肩幅に突き出し、登場人物を演じ分けて見せてくれた蝶六さん。韓国の語り物芸・パンソリの唱者として舞台に立つ私にはとても大きな教えでした。また、教会に響く“天に昇る声”とは違う、 […]

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蝶から花への飛翔

この度は、三代目桂花團治ご襲名、誠におめでとうございます。   44年間の大学教員生活の、しかもその終着点にある私が、ふとしたきっかけで師匠にお出会いし、落語を教わるようになってから早8年が経ちました。その間、師匠から学 […]

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鳥が選んだ枝 枝が待っていた鳥

陶芸家河井寛次郎氏の言葉ですが、蝶六さんとの出会いがまさにそれ。以来、美味しいお酒を酌み交わしながら、話が弾みます。 ある時、本市出身で、わが国最初の歴史書と言われる「古事記」の『語り部』として活躍した稗田阿礼と、童謡「 […]

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蝶が花になった

優しい心でみんなの周りを飛び回っておられた蝶六さんが、今度はドン!と地に根を下ろし、みん なが集まってくる「凛とした花」になられた。 「元々蝶だった花」って!?どんな香りなんだろ?ワクワクする。 こんな素敵な春の訪れに立 […]

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祝辞07

三代目桂花團治ご襲名、まことにおめでとうございます。そして、その披露目の幕開けを池田市で開催いただくことになりましたことは、私どもにとりましても大きな慶びでございます。 私ども財団は、池田の伝承に根ざした文化創造をはじめ […]

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祝辞06

春爛漫の花の下、芸能の源を訪ねれば、目出度きものは翁十二月往来。四月のホトトギス、所に良きことを告げ渡るとか謡われております。 このたび、三代目桂花團治襲名の儀、かくも盛大に執り行われますことは、ご贔屓のお客様をはじめ、 […]

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祝辞05

お祝いを申し上げます 桂蝶六改め、三代目桂花團治襲名おめでとうございます。 ポストポートピア81以降、神戸市は民間と一体になって東京や横浜で観光集客キャンペーンを展開してきました。その際、有馬の温泉街を案内する創作落語を […]

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祝辞04

蝶から花へ、翩翻(へんぽん)と このたびは桂 蝶六改め、三代目 桂 花團治御襲名、誠におめでとうございます。 蝶六さんに初めてお会いしたのは、私ども大阪青山大学健康科学部に新しく健康こども学科が誕生した平成二十年の、新緑 […]