いじめ、師匠宅での内弟子生活、コンプレックスとの闘い…。
自身の経験や悩みから導きだした発声ワークショップやコミュニケーション論によって、花團治はいま、多くの教育機関や企業・自治体からの講演依頼をいただき、「大阪で一番多く教壇に立つ落語家」と呼ばれるようになりました。
テーマや対象者、予算、場所、ご都合などにあわせて、最適な講演内容を企画・ご提案申し上げます。ぜひお気軽にご相談ください。

笑いをまじえて、じっくりと

大いに愉しみ・笑った後に、なにか「気付き」を持ってお帰りいただく…そんな講演を目指しています。

主な講演テーマとタイトル

講演タイトル例

「心と身体に「笑い」のサプリメント」
「笑いは健康のみなもと ~ココロもカラダもアッハッハ~」

小道具は扇子と手拭だけなのに、演者の言葉を手摺りにすると聴く人の頭のなかには映像が広がります。「何にもないから何でもある」が落語という芸。これはある意味「脳トレ」のようなものです。また、「笑う」ことは深呼吸するも同じこと。落語を聴いて「心と身体のリフレッシュ」。ちょっと知的な快感をお愉しみください。

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「笑いの効用 〜哀しい自分とサヨウナラ〜」

大阪人の笑いには自虐的なものが多いと言われます。つまり、自分で自分を笑うということ。この行為は、不幸や災難な自分からサヨナラできるという、心身健康のための処世術でもあるようです。卑下しすぎずカラリと自分を笑う術、ぜひ体感してください。
参照ブログ http://choroku569.blog.fc2.com/blog-entry-68.html

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「口はにぎわいのもと~息を合わせる〜」

お客と演者の「吸う」「吐く」がぴったり一致するということ。落語は一人芸であるゆえに、お客との呼吸を大切にします。これは高座のみならず教育現場やビジネスプレゼンテーションでも同じこと。夜間高校や大学などで20年以上にわたって「講座」を務めてきた花團治ならではの内容です。

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「落語に学ぶ、コミュニケーションのヒント」

相手を優位に立たせ、会話をとぎらせることがない。落語にはそれに長けた人物が多く登場します。彼らの流儀を知ることで、ビジネスの交渉・折衝ごとや人付き合いのヒントが得られるかもしれません。

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「弟子の決断・師匠の覚悟 ~人を育てるということ〜」

今、花團治は高座はもとより「大阪で最も教壇に立つ落語家」として知られるようになりました。そんな花團治が、学生や師匠から学んだあれこれを笑いを交えて語ります。
花團治は「高座と教壇はよく似ている」と思っています。それは、生き様がそのままあらわれる舞台だから。そこに立つことの怖さと楽しさ、失敗談も洗いざらいお伝えします。ワークショップを交えて行うこともでき、教員対象の研修でも人気の内容です。
参照ブログ http://choroku569.blog.fc2.com/blog-entry-152.html
参照ブログ http://choroku569.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

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「傷つける笑い、気づかせる笑い」

どの視点からモノを見るかで、その作品はおのずと変わってきます。この世の全ての表現物はプロパガンダ。作者や演者の立ち位置がその作品に反映され、鑑賞者の思想を誘導することが在り得るのです。少なくとも送り手である我々落語家はそれをしっかりと肝に銘じておく必要があると思っています。花團治と一緒に人権のこと、考えてみませんか?

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「落語の眼差し 〜まずは気づくところから〜」

「笑い」もいろいろ。何を笑うかでその人の性格が見えますが、どういう笑いに接するかでその人格も変わってきます。笑いは場合によって人を傷つけることもあります。笑いは健康的でなければなりません。また、「怒り」を「呆れ」や「困り」に転換することも大切なことです。落語の眼差しには「怒り」を転換し、人と和やかに接するためのヒントがたくさん詰まっています。
参照ブログ http://choroku569.blog.fc2.com/blog-entry-104.html

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「暴力に負けない ~ぼくのノーモア暴力ユーモア講座〜」

借金の保証人になったがために、花團治の父は暴力団の事務所に監禁されてしまったことがありました。暴力団対策法(暴対法)がなかった時代のヒヤヒヤな思い出の数々…。暴力に負けないといっても、実際にはどうすればいいのか?実体験をまじえて熱く語る花團治のノーモア暴力。もちろん笑いもふんだんに。

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「想像力と危機管理 ~落語に学ぶ交通安全トレーニング~」

危険を回避するための道具の一つが「想像力」だと花團治は考えます。危機意識は「もし、そこの角から急に人が飛び出してきたらどうしよう」という想像力から生まれるからです。では、想像力を養うためにはどうすればいいのでしょうか。頭のトレーニング方法を紹介するとともに、交通安全のための心得を創作落語でお楽しみいただきます。

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「落語の中の男と女 〜夫婦・家族・地域社会 〜」

落語は江戸時代より、男が作って男が演じてきました。だから、男の都合のいいように語られてきたと思われるかも知れません。でも、世の中で当たり前と思われているものに対し、常に疑問を投げかけるというのが落語の精神。男尊女卑が当たり前と思われた江戸時代において、落語の中の「男女」の生き方・考え方・ふるまいには、現代にも通じるものが数多くあります。落語から見た男女共同参画。大いに笑い、大いに考えてみませんか。

落語の楽しさ・奥深さをたっぷりと

「落語ってなに?」な方から、「もっと落語のウラ側を知りたい」方まで。
落語の作法、なりたち、発声法、江戸落語と上方落語の違い、襲名ウラ話…など、落語の魅力をたっぷりとお伝えします。

発声レッスンや大喜利など、体験・参加できる機会も設けておりますので、学校行事や社員研修・芸能入門講座などでの御依頼を多くいただいています。

落語×異芸=無限大

約20年学んだ狂言の経験を活かした「辻狂言」「狂言ワークショップ」や、オーケストラとの共演、芸能鑑賞会企画など、様々な案件に対応しております。
「花團治とこんなことができたらいいな」と思われましたら、ぜひ一度お声がけください。

テーマや対象者、予算、場所、ご都合などにあわせて、
最適な講演内容を企画・ご提案申し上げます。
ぜひお気軽にご相談ください。

お仕事の御依頼・お問い合わせはこちらから

講演・講座についてのよくあるご質問

Q:どのような構成パターンがありますか?
A:下記4つの構成が主になります。
  1. 【講演(もしくは講座)と落語】
    講演のなかに落語を挟み込みながら進行していくスタイルなので、落語タイムと講演タイムを分けることは通常いたしません。 (分ける必要があれば、ご要望には応じます)
  2. 【講演(もしくは講座)のみ】
    落語家なので、おおいに笑いを交えた内容となります。
  3. 【落語のみ】
    それぞれのテーマに合わせた落語を20分からの出前にも応じます。
  4. 【シリーズもの】
    文化サロンなどでの講座(1回~15回程度)
Q:講演・講座時間はどれぐらい必要ですか?
A:基本的には(60分・70分・90分・120分)となりますが、ご要望に応じて随時調整が可能です。
Q:講演・講座をお願いした場合、会場にはなにを用意すればいいですか?
A:
  1. 落語の場合は、高座(一番後列からでも膝から上が見える高さの舞台)のご用意を願います。
  2. 出囃子は当方よりCDを持参しますので、デッキのご用意を願います。
  3. 座布団や毛氈、後ろ幕、幟、めくり(名前を書いた紙)等は、必要でしたら当方より持参します。(別途料金)
  4. タイトル幕は、必要であればご用意ください。

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